結論:数値で選ぶ。タンパク/糖/価格のバランス
最近はセブン・ローソン・ファミマをはじめ、コンビニの冷蔵ケースに必ず並ぶようになった「プロテインドリンク」。手軽にたんぱく質が補給できる便利な商品ですが、種類が多くてどれを選べばいいのか迷う人も多いはずです。
結論から言うと、プロテインドリンクは「たんぱく質量」「糖質量」「価格」の3つを数値で比べることが大事。同じように見えても、ある商品は糖質が多めだったり、たんぱく質が少なめだったりと差があります。目的(減量/増量/間食代わり)に合わせて、最適なものを選びましょう。
比較表(主要製品)
代表的なコンビニで買えるプロテインドリンクを数値でまとめてみました(2024年時点の一般的なラインナップ例)。
製品名 | たんぱく質 | 糖質 | カロリー | 価格(税込) | 特徴 |
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明治 SAVAS ミルクプロテイン(200ml) | 15g | 10g前後 | 約100kcal | 約150円 | 定番。味のバリエーションが豊富。 |
明治 SAVAS ミルクプロテイン(430ml) | 15g | 15g前後 | 約160kcal | 約200円 | 大容量。ゴクゴク飲みたい人向け。 |
森永 inPROTEIN ドリンク(200ml) | 15g | 7g前後 | 約120kcal | 約150円 | 糖質控えめ。甘さもしっかり。 |
アサヒ BODY MAINTE(500ml) | 10g | 12g前後 | 約120kcal | 約200円 | 水分補給寄り。運動中にも飲みやすい。 |
グリコ POWER PRODUCTION プロテインウォーター | 10g | 0〜1g | 約50kcal | 約200円 | クリアタイプ。糖質ほぼゼロ。 |
→ 比較すると「SAVAS=バランス型」「inPROTEIN=糖質少なめ」「プロテインウォーター=超低糖質」と特徴が分かれます。
シーン別おすすめ
どのドリンクを選ぶかは「いつ飲むか」で決めると失敗しません。
- トレーニング直後
吸収が早く糖質も欲しいので、SAVAS(200ml)やinPROTEINが最適。エネルギー補給も同時にできる。 - 減量中の間食
糖質を抑えたいので、プロテインウォーターやinPROTEIN。甘味料で甘さを感じつつカロリーは低め。 - 授業や仕事の合間
お腹にたまる大容量タイプ(SAVAS 430ml)が便利。1本で満足感がある。 - 運動中の水分補給
BODY MAINTE。ミネラル入りで発汗時のリカバリーにも使える。
よくあるQ&A(人工甘味料は?)
Q: コンビニのプロテインドリンクは人工甘味料が多いけど大丈夫?
A: 現在市販されている人工甘味料(アセスルファムK、スクラロースなど)は、厚生労働省やWHOでも安全性が確認済みです。よほど大量に摂らない限り健康への害は心配ありません。むしろ「甘さをカロリーゼロで楽しめる」メリットが大きいです。
Q: ドリンクだけで1日の必要量を満たせる?
A: 1本15g前後なので、必要なたんぱく質(体重×2g)をすべてドリンクで摂るのは非効率。基本は食事で確保し、足りないときにドリンクを活用するのがおすすめです。
まとめ:買い方のコツ
- 「たんぱく質15g前後+糖質量+価格」で比較する
- 減量中なら糖質低めのinPROTEINやプロテインウォーター
- 増量中やトレ後は糖質もあるSAVASでリカバリー
- 水分補給目的ならBODY MAINTE
- 毎日飲むならセールやまとめ買いでコストを下げる
コンビニのプロテインドリンクは、目的に合わせて選べばとても便利なアイテムです。大切なのは「なんとなく選ぶ」ではなく、数値を見て自分に合ったものを選ぶこと。まずは定番のSAVASやinPROTEINから試して、ライフスタイルに合う1本を見つけてみましょう。