結論:固定ブロック+トリガー習慣
「毎日やろうと思ったのに続かない…」そんな経験は誰にでもあります。大学生も新社会人も、勉強や筋トレ、資格勉強など「続けたいこと」が多いのに、時間の使い方でつまずきがち。
結論から言うと、毎週決まった時間を固定ブロックとして押さえることと、既にある行動に紐づける“トリガー習慣”をセットにするのが最も続きやすい方法です。
「時間ブロック」で枠を確保し、「トリガー習慣」で行動のきっかけをつくる。これが習慣化の王道パターンです。
1週間の時間割作成
時間ブロック術の第一歩は「1週間単位での時間割づくり」です。授業や仕事の時間は既に決まっているので、それをベースに“空き時間の活用”を考えます。
- 大学生の場合
・授業時間をまず固定
・空きコマや帰宅後の30分を「勉強・筋トレ・読書」などのブロックに割り当てる
・サークルやバイトの日は無理せず軽い習慣(10分だけなど) - 新社会人の場合
・出社や退勤時間を基準に
・朝の通勤前に15分ブロックを確保(出社前勉強)
・仕事後は疲れている前提で「短くて済む行動」をセット
ポイント:「毎日同じ時間にやる」よりも「週ごとに必ずこの枠でやる」と決めること。固定枠があると習慣がリズムに乗りやすいです。
予定外対策(代替スロット)
大学生活も社会人生活も、予定外のことは必ず起こります。飲み会、急な課題、残業など。ここで大事なのが「代替スロット」を決めておくことです。
- 夜にできなかったら翌朝に15分だけやる
- 授業が休講になったらその時間を有効活用
- 土日の午前中を“巻き戻し用”に確保しておく
「できなかったら0」ではなく「小さく代替」。この切り替えが続けるコツです。
ご褒美設計と可視化
習慣は「やった実感」が伴うと続きます。そこで大事なのがご褒美と可視化です。
- ご褒美設計
・1週間続いたらカフェに行く
・1ヶ月続いたら欲しかった小物を買う
・筋トレ後は好きなプロテインドリンクを飲む - 可視化
・カレンダーにチェックマークをつける
・アプリで習慣トラッカーを使う
・写真や体のサイズ変化を記録する
「やった証拠」を見える化することで、モチベーションが落ちにくくなります。人間は視覚的な積み上げに弱いので、目に見える形で記録するのが効果的です。
まとめ:習慣トラッカー配布
最後に、大学生・新社会人が使いやすい習慣トラッカーのテンプレを紹介します。
- □ 日付
- □ 行動内容(筋トレ30分 / 勉強1時間など)
- □ 実行時間(朝 / 昼 / 夜)
- □ 達成感(◎ / ○ / △)
- □ 一言メモ
この形式で1週間分をまとめるだけでも「何をどれくらいやったか」が一目でわかり、自分の努力が可視化されます。
習慣化は「根性」ではなく「仕組み」で決まります。
固定ブロック+トリガー習慣で行動を自動化し、予定外は代替スロットで吸収。さらにご褒美と可視化で楽しみながら継続する。
大学生活でも新社会人でも、この仕組みを作れば無理なく続けられます。小さな1日10分から始めても、3ヶ月後には大きな習慣になっているはずです。